尾張矯正歯科

大人の矯正

今まで気になっていた歯並びを治したい。口もとを気にせずに思いっきり笑いたい。
人と会話するときに、ついつい口もとが気になって隠しながら話している。
そのような悩みを持っていた方が、今まで気にしてきた悪い歯並びや口元の悩み、さらにガタガタが悪化するなど経年的変化を解消するために治療を受ける方が増えています。


矯正治療のメリット

・歯並びが整うことで見た目が綺麗になる
・虫歯や歯周病、口臭予防になる
・顎関節症などの悩みも解消される場合がある
・かみあわせの改善によって、運動能力や学習能力などの全身機能が向上する



成人矯正の種類

*メタルブラケット

最も一般的な矯正装置で金属製のため、丈夫で色々な症例に対応することができます。
装置が目立ってしまいますが、従来からつかわれており、治療費を抑えることができます。

 

*審美ブラケット

白いセラミック製のブラケットで、メタルよりも目立ちにくい装置です。
メタルブラケットと同様に色々な症例に対応することができます。

 

*マウスピース(アライナー)

唯一取り外しができる装置で、薄いマウスピースのため目立ちにくく、発音障害や不快感が少ない装置です。
食事と歯みがき以外は装置を装着し、1日20時間から22時間使用しないと効果はでません。

透明マウスピースの詳しいご案内はこちら >>

 

*ハーフリンガル(上顎舌側矯正装置+下顎表側矯正装置)

上の歯は舌側、舌の歯は表側の審美ブラケットの装置です。
話すときに舌があたる下顎は表側の装置なので発音の邪魔になりにくいです。

 

*舌側矯正装置(リンガル)

上下とも歯の舌側に装着するため、矯正がほとんど目立たない装置です。歯の裏側は唾液による自浄作用により表側の矯正よりも虫歯になりにくいです。
ただ装置に舌があたり、しばらくは違和感を感じたり、発音がしにくい場合があります。

 

※透明なマウスピース型装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。



主な矯正装置の種類と特徴


装置の種類 マウスピース型矯正
(ワライン)
表側ワイヤー矯正 舌側ワイヤー矯正
治療費 △比較的安価 △比較的安価 ×高額
目立ちにくさ ◎目立ちにくい ×目立つ ◎目立ちにくい
話しのしやすさ ◎いつも通り可能 〇多少の違和感 ×話しにくい
取り外しの可否 ◎取り外し可能 ×不可能 ×不可能
装着時の違和感 〇違和感程度 △不快感がある ×痛みを感じやすい
治療の適応範囲 ◎いつも通り行える ×非常にしづらい ×非常にしづらい


治療期間

通院と装置使用に関して
矯正歯科治療は期間が長くかかり、その期間中は3~8週に一度ご来院いただく必要があります。また、治療内容によっては患者様に着脱をしていただく装置や器具の使用などの協力をお願いします。この指示に従っていただけないと治療期間が長引くばかりか 良い治療結果が得られない場合もあります。担当医・主治医の指示に従い、治療を進めるようお願いいたします。


矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用について

・歯磨きに関して
矯正装置をお口の中にいれますと歯は汚れやすくなります。虫歯予防はご自宅でのブラッシングが最も重要ですので、来院時に装置に合わせた歯ブラシの大きさ、毛先のあて方の工夫や、デンタルフロス等の補助清掃用具の使用を指導させていただきます。治療開始に際して歯磨きに対する自己管理の重要性をご理解ください。

・抜歯に関して
矯正歯科治療を行うにあたり、歯と顎の大きさに不調和が認められ、顎に歯が並びきらない場合、永久歯を抜くことがあります。これは調和のとれた噛み合わせを得るために必要もしくは将来的に必要と判断される場合です。治療を始めるにあたり、抜歯の必要性や可能性をどうぞご理解ください。

・成長・発育に関して
顎や歯あるいは全身の成長、発育の状態などにより将来、永久歯の抜歯を必要としたり、補綴治療や外科的治療に治療計画の変更をさせていただくことがあります。治療計画の変更に関しても担当医・主治医とよくご相談いただきご理解いただきますようお願いします。

・偶発症に関して
矯正歯科治療を行うにあたり、最初の精密検査で予測できないことがあります。例えば、骨の中に埋まっている歯や過去にぶつけたことがある歯は移動させる力をかけても動かない場合や、治療中に歯根が短くなってしまうことがあります。このような場合、その程度と本数によっては治療計画の変更もしくは治療を中止せざるを得ない場合もあります。

・治療の終了に関して
矯正歯科治療は歯がきれいに並び、それまでの矯正装置が除去された時が終了ではありません。歯が今の噛み合わせの位置で安定するかの確認が必要です。この期間に保定装置を正しく使用しないときれいな歯並びが乱れてしまうことがあります。その乱れがひどい時には再度装置をつけての矯正歯科治療が必要になる場合もあります。

・歯周病に関して
成人の多くは歯周病に罹患しているといわれています。歯周組織に炎症が存在したまま矯正歯科治療を開始すると、歯周病をさらに進行させてしまいます。そこで、治療開始前に歯周病の検査を行い、その病状を把握し、必要があれば、歯周病の治療をしていただきます。歯周病の治療には数年を要することもありますが、歯周病の管理が行えていない状況では矯正歯科治療を開始できませんのでご理解ください。また歯科治療と並行して、歯周病の治療や管理が必要なこともありますので、ご理解ください。

・歯槽骨の吸収について
矯正歯科治療による歯の移動は歯槽骨の吸収と添加によっておこります。歯周病による炎症が存在すると、歯の移動時に骨の吸収が著しく進行してしまい、歯周病が悪化する場合があります。そのためにも歯周治療は重要です。口腔内の衛生管理の意義と必要性をご理解ください。

・歯の動揺について
健康な歯周組織の状態であっても、矯正歯科治療中に歯は動揺します。歯周病に罹患されていて、矯正歯科治療開始時に既に動揺がある場合には、矯正歯科治療中に著しく動揺することがあります。歯周病に罹患されていても、動揺は治療終了後徐々に軽減しますが、歯周組織の安定のため、術後長期にわたり(生涯を通して)固定が必要なこともあります。

・知覚過敏について
矯正歯科治療に知覚過敏の症状が生じることがあります。多くの場合は一時的で数日で症状が消失します。しかし、繰り返し症状が生じたりすることもあり、知覚過敏の処置が必要なことがあります。また、重篤な場合は歯髄(歯の神経)の処置が必要なこともあります。

・エナメルクラックについて
矯正歯科治療に知覚過敏の症状が生じることがあります。多くの場合は一時的で数日で症状が消失します。しかし、繰り返し症状が生じたりすることもあり、知覚過敏の処置が必要なことがあります。また、重篤な場合は歯髄(歯の神経)の処置が必要なこともあります。

・装置の破折について
口腔内の為、使用状況や金属疲労によって矯正器具や装置の一部などが破折し脱落して飲み込む可能性があります。